家系図作成に役立つ名簿のリスト 東日本編
国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている紳士録などの名簿類のうち、先祖調査に大変に役立つものを選んで目次を掲載しました。
戦前の目次は多くが「いろは順」のため、いろは一覧を見ながらご先祖の氏名を探して下さい。そしてご先祖の氏名が発見された時には、ぜひともデジタルコレクションの本文をご覧ください。
なお、デジタルコレクションの「目次巻号」には、本文目次へリンクが貼られているものがあります。(例 目次巻号の「い」をクリックすると本文目次の「い行」1ページ目に移動する)。この場合は目次巻号のリンクを使ってお探しください。
このリンクが貼られていないもの、または貼られていてもクリックすると目次ではなく、直接本文に移動するものについては、探すのに手間がかかるため、目次のPDFを掲載しました。ご利用ください。
ある人物が紳士録のような名簿に掲載される期間はあまり長いとはいえません。社会的な地位が一定の水準に達する30代後半から現役を引退する人が多かった60代前半くらいまでがもっとも多い期間です。その前後の名簿には載らないため、『日本紳士録』や『大衆人事録』のような毎年発行されている名簿の場合は、その人物の活動最盛期を考えながらお調べになることをお勧めします。どの年の名簿があるのかは、全国規模の紳士録・商工人名録・会社役員録をご覧ください。
また、地方の名簿に記載がある場合、全国規模の名簿にも載っている可能性があります。その逆もあります。ある人物を発見した時は、ぜひ収録範囲の重複する他の名簿も調べてみて下さい。名簿によって得られる情報に違いがありますから、複数の名簿の情報を組み合わせることによって、より詳しくその人物のプロフィールを知ることができます。
目次や本文はデスクトップパソコンの大きなモニターでご覧になることをお勧めします。
国立国会図書館デジタルコレクションの画面で本を読んでいると、気分が悪くなるという方は、一度に50コマまでというしばりはありますがPDFに変換することをお勧めします。PDFにすると画面が固定しますから、酔うような感じは多少なりとも軽減されると思います。手間はかかりますが。
いずれにしても無理をせず、ご先祖やお調べになりたい人物をお探しください。
いろは・五十音順
《明治時代 1868~1912年》
政治家、学者、教育家、法律者、美術家、軍人、医者、宗教家、実業家など2.000名の伝記を掲載しています。
記載項目は氏名・職業・経歴・住所です。
『人事興信録』 明治44(1911)年 第3~4版 人事興信所編
私立探偵の先駆であった内尾直二が明治35(1902)年に渋沢栄一の援助を受けて刊行を始めたもので、全国的な紳士録としては明治22(1889)年に発刊された『日本紳士録』に次いで古いものです。
掲載項目は氏名・職業・族称・家族・略歴・住所・電話番号です。
『人事興信録』 明治44(1911)年 第3版 皇室之部、皇族之部、い(ゐ)之部―の之部 人事興信所編
いろは順リンク付きの目次は、こちらの巻の冒頭にあります。
『人事興信録』 明治44(1911)年 第4版 く之部―す之部 人事興信所編
《大正時代 1912~26年》
収録人数は6,300名。記載事項は氏名・経歴・住所・写真(一部のみ)です。
全国の市町村長1,000名の経歴を掲載しています。記載事項は氏名・写真・住所・経歴です。
約3,000の名士と主要会社を掲載しています。名士については現住所ではなく、出身地別に編集されているのが特徴です。記載事項は氏名・経歴・住所・電話番号で、写真が掲載されている人物もいます。
記載事項は氏名・職業・住所・家紋の図・写真・家族です。 家紋を掲載しているところが本書の特徴です。
収録範囲は東京・京都・大阪・神戸・横浜・名古屋・北海道・九州・台湾・朝鮮・関東州に限られます。記載事項は氏名・住所・電話番号・職業・納税額・収入年額・信用程度・戸籍(父親の氏名・族称・本籍地・本人の生年月日と続柄)・家族・縁戚などで詳細です。
記載事項は氏名・職業・略歴・家族・住所・電話番号です。一部の人物は写真が載っています。
全国の名士を網羅し、家族欄の記載には本人の戸籍簿を利用しています。記載事項は氏名・職業・住所・電話番号・略歴・家族です。
《戦前前期 昭和元(1926)~10(1935)年》
記載事項は氏名・職業・略歴・家族・住所です。
記載事項は氏名・職業・写真(一部のみ)・経歴・家族です。
記載事項は氏名・職業・住所・略歴・関係事業と地位・家族と姻戚です。
国立国会図書館デジタルコレクションの 目次巻号に、いろは順のリンクが貼られています。
『人事興信録』 10版 昭和9 年 人事興信所編
記載事項は氏名・写真(一部)・職業・経歴・家族・住所・電話番号です。
《戦前後期 昭和11(1936)~20(1945)年》
市町村別に名士を掲載しています。昭和17(1942)年版もあります。
記載事項は氏名・職業、写真・経歴・学歴・趣味などです。収録人数は多くはありませんが、経歴のなかで家系に言及していることがあります。
『大衆人事録』 第14版 昭和17~18(1942~43)年 帝国秘密探偵社編
昭和17~18(1942~3)年の『大衆人事録』第14版には、全国の名士約151,000名が収録されています。
記載項目は氏名・職業・住所・電話番号・略歴・族称・宗教・趣味・家族です。
「東京篇」(1942年調査)、「北海道・奥羽・関東・中部篇」(1943年調査)、「近畿・中国・四国・九州篇」(1943年調査)、「外地・満支・海外篇」(1943年調査)の4冊に分かれています。
国立国会図書館デジタルコレクションの 目次巻号に、いろは順のリンクが貼られています。
地域別
《全国》
各地の名士約200,000名を府県別に掲載しています。この年代の紳士録としては群を抜いて収録人数が多いため、ぜひ確認したい一冊です。ただし、未収録の道県もあります。国立国会図書館デジタルコレクションの目次巻号に府県別のリンクが貼られています。
記載事項は氏名と住所です。収録されている府県は以下の通りです。
東京府・京都府・大阪府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県・長崎県・新潟県・埼玉県・静岡県・三重県・愛知県・岐阜県・長野県・福島県・宮城県・青森県・山形県・富山県・広島県・山口県・徳島県・愛媛県・香川県・福岡県・大分県・佐賀県・熊本県・千葉県・茨城県・神奈川県・群馬県
全国の名士を道府県別に掲載しています。『帝国名誉録』と比べると収録人数は少ないですが、『帝国名誉録』には未収録の道県も掲載されています。あわせてご覧ください。
記載事項は氏名と住所です。収録されている道府県は以下の通りです。
東京府・京都府・大坂府・神奈川県・兵庫県・長崎県・新潟県・埼玉県・群馬県・千葉県・茨城県・栃木県・奈良県・三重県・愛知県・静岡県・山梨県・滋賀県・岐阜県・長野県・宮城県・福島県・岩手県・青森県・山形県・秋田県・福井県・石川県・富山県・鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・和歌山県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県・福岡県・大分県・佐賀県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県・北海道
全国の町村役場から名士の情報を提供してもらいまとめた文献です。市および植民地は類書が多いという理由で省かれています。それでも十数万人が掲載されています。
記載事項は氏名と職業です。収録されている道府県とその最初のページのコマ番号(ページ番号ではありません。国立国会図書館デジタルコレクションのコマ番号です)は次の通りです。
北海道7 東京府49 京都府75 大阪府94 神奈川県112 兵庫県125 長崎県155 新潟県169 埼玉県202 群馬県228 千葉県244 茨城県269 栃木県298 奈良県317 三重県329 愛知県364 静岡県392 山梨県419 滋賀県437 岐阜県453 長野県479 宮城県511 福島県533 岩手県565 青森県583 山形県597 秋田県616 福井県638 石川県655 富山県677 鳥取県702 島根県719 岡山県742 広島県777 山口県817 和歌山県843 徳島県862 香川県877 愛媛県894 高知県928 福岡県947 大分県985 佐賀県1011 熊本県1026 宮崎県1052 鹿児島県1063 沖縄県1080
全国の名士を網羅しています。本土だけではなく、樺太 ・朝鮮 ・台湾・ 関東洲州・滿州・中華民国 まで収録しています。
記載事項は氏名・職業・学歴(一部)・住所・電話番号(一部)です。
氏名は府県別に五十音配列で掲載されています。記載事項は氏名・職業、ほかに一部の人物については生年・趣味、宗教も載っています。また、主要会社の役員も掲載されています。
収録されている府県とその最初のページのコマ番号(ページ番号ではありません。国立国会図書館デジタルコレクションのコマ番号です)は次の通りです。
東京府9 大阪府409 京都府519 兵庫県599 愛知県659 神奈川県747 山梨県791 新潟県799 長野県821 静岡県841 広島県851 岡山県885 千葉県897 茨城県909 埼玉県927 栃木県935 群馬県943 福島県955 宮城県967 岩手県995 青森県1003 秋田県1013 山形県1021 富山県1033 石川県1047 福井県1069 岐阜県1079 滋賀県1089 三重県1097 奈良県1109 和歌山県1117 山口県1127 島根県1143 鳥取県1151 徳島県1157 香川県1165 愛媛県1175 高知県1187 福岡県1195 大分県1247 佐賀県1259 長崎県1269 熊本県1291 鹿児島県1317 宮崎県1329 沖縄県1335 北海道1339 樺太1385 朝鮮1395 台湾1419 関東州1459 満州1473 中華民国1479
昭和11年版の『日本紳士録』は前篇の名士の部と後編の職員録の部に分かれ、前篇には第三種所得税50円以上か営業収益税70円以上を納税していた全国の名士約187,000名、後篇には約3,500の主要銀行と会社の役員約6万名が掲載されています。合計すると収録人数は約24万名を超え、当時の紳士録としては最大の掲載人数ですが、前篇の収録範囲は全国ではなく以下の地域に限られています。
東京の部・大阪の部・京都の部・神奈川の部・兵庫の部・愛知の部・福岡之部・静岡之部・千葉之部・埼玉之部・新潟之部・宮城之部・金澤之部・奈良之部・栃木之部・岡山之部・広島之部・下関之部・函館之部・附録 銀行会社職員録
前篇の記載事項は氏名・住所・職業・商号・税額・電話番号です。ちなみに当時の1円の価値はどれくらいかというと、計算方法によって異なりますが、参考例として当時の大卒の初任給 は90円でした。
記載事項は氏名・住所・職業・経歴です。収録人数は少ないですが、経歴で「何代続く家」など、家系に言及していることがあります。
収録されている府県は以下の通りです。目次巻号にリンクが貼られています。
岡山県・青森県・ 山口県・ 埼玉県・茨城県・栃木県・東京府・兵庫県・滋賀県・愛知県・三重県・千葉県・群馬県
《北海道》
北海道の名士を多数収録し、詳しい経歴を載せています。大正12(1923)年版もあります。『北海道人名辞書』2種の人名は北海道立図書館の作成した『北海道人物文献目録(明治〜戦前期)』で検索することができます。
記載事項は氏名・経歴・写真(一部)です。
北海道と樺太の経営者を掲載しています。収録範囲は函館・小樽・札幌・旭川・室蘭・釧路・余市・岩見沢・滝川・深川・帯広・根室・野付牛・網走・士別・名寄・稚内・岩内・苫小牧・夕張・留萠・増毛・真岡・大泊・豊原です。
記載事項は営業種目・区別(問屋・小売等)・営業税・営業場所・氏名・電話番号です。
《青森県》
県内の高額納税者を納税額別、市町村別に5,000名収録しています。
記載事項は氏名・住所・納税額です。
15.971名を収録しています。記載事項は氏名・年齢・位階勲等・出身地・職業・住所です。
コマ番号7の「県下市町村別知名人士録目次」からお調べください。
《岩手県》
岩手県の高額納税者の名簿です。コマ番号20~22には347円以上の納税者、32コマ以降には所得税10円以上か営業税20円以上の納税者が載っています。
記載事項は氏名・職業・不動産状況・持株状況です。
収録されている市郡とその最初のページのコマ番号(ページ番号ではありません。国立国会図書館デジタルコレクションのコマ番号です)は次の通りです。
盛岡市30 岩手郡82 紫波郡107 稗貫郡113 和賀郡170 胆沢郡198 江刺郡234 西磐井郡258 東磐井郡291 気仙郡327 上閉伊郡353 下閉伊郡381 九戸郡417 二戸郡443
《宮城県》
仙台市・柴田郡・刈田郡・伊具郡・亘理郡・名取郡の商工業者と名士が掲載されいます。
記載事項は氏名・住所・族称・肩書・生年月・地租・納税額などです。
記載事項は氏名・職業・生年月日・本籍・現住所・閲歴・功績・趣味・家族です。
《秋田県》
直接国税を3円以上納めている納税者の名簿です。
記載事項は氏名・住所・納税(地租・営業税・所得税)額です。
直接国税を15円以上(秋田市は10円)納めている納税者の名簿です。
記載事項は氏名・住所・職業・名誉職・関係会社・納税額・電話番号です。
《山形県》
南村山郡・東村山郡・西村山郡を収録しています。
記載事項は氏名・住所・族称・職業・肩書・生年月・地租です。
北村山郡と最上郡を収録しています。
記載事項は氏名・住所・族称・職業・肩書・生年月・地租です。
高額納税者の名簿です。所得税の部と営業税の部に分かれています。
記載事項は氏名・住所・納税額です。
《福島県》
信夫郡・伊達郡・安達郡・安積郡・岩瀬郡・田村郡・西白河郡・北会津郡・河沼郡・耶麻郡・大沼郡・南会津郡を収録しています。
記載事項は氏名・住所・族称・職業・肩書・屋号・生年月・地租です。
菊多郡・磐前郡・磐城郡・楢葉郡・標葉郡・行方郡・宇多郡を収録しています。
記載事項は氏名・住所・族称・職業・屋号・肩書・生年月・地租です。
北会津郡・南会津郡・大沼郡・河沼郡・耶麻郡を収録しています。
記載事項は氏名・住所・族称・職業・肩書・生年月・地租です。
《茨城県》
水戸市・東茨城郡・行方郡・鹿島郡の名士約4,000名を載せています。
記載事項は氏名・住所・族称・職業・肩書・生年月・地租です。
那珂郡・久慈郡・多賀郡の名士を載せています。
記載事項は氏名・住所・族称・職業・肩書・生年月・地租です。
北相馬郡・豊田郡・岡田郡・猿島郡・結城郡・西葛飾郡の名士を載せています。
記載事項は氏名・住所・族称・職業・肩書・生年月・地租です。
新治郡・筑波郡・信太郡・河内郡の名士を載せています。それぞれのコマ番号は次の通りです。
新治郡24 筑波郡75 信太郡104 河内郡122
記載事項は氏名・住所・族称・職業・肩書・生年月・地租です。
那珂郡・久慈郡・多賀郡の名家を収録しています。氏と家系について詳しく記しています。茨城県の姓氏研究には欠かせない文献ですが、記載の内容については検証が必要です。
衆議院議員選挙の有権者名簿が載っています。
記載事項は氏名・住所・納税額です。
記載事項は氏名と写真(一部)・経歴ですが、経歴の中で家系に触れていることがあります。
《栃木県》
河内郡・芳賀郡を収録しています。
記載事項は氏名・住所・族称・職業・肩書・生年月・地租です。
記載事項は氏名・写真(一部)・職業・家族・略歴・住所です。
《群馬県》
記載事項は氏名・業種・住所・電話番号・創業年月です。
《埼玉県》
南埼玉郡・北葛飾郡の名士を載せています。
記載事項は氏名・住所・族称・職業・肩書・生年月・地租です。
記載事項は氏名・住所・生年月日・現職・略歴・出身学校(一部)・趣味(一部)です。
《千葉県》
香取郡・海上郡・匝瑳郡の名士を載せています。
記載事項は氏名・住所・族称・職業・肩書・生年月・地租です。
下埴生郡・印幡郡・南相馬郡・東葛飾郡の名士を載せています。
記載事項は氏名・住所・族称・職業・肩書・生年月・地租です。
千葉郡・市原郡・夷隅郡・長生郡・山武郡 の名士を載せています。
記載事項は氏名・住所・族称・職業・肩書・生年月・地租です。
国税を3円以上納税している者の名簿です。衆議院議員選挙人名簿に基づいたものです。
記載事項は氏名・住所・納税額です。
《東京都》
高額納税者の名簿です。浅草区はありません。
記載事項は氏名と住所です。
西多摩郡・北多摩郡・南多摩郡の名士を載せています。
記載事項は氏名・住所・族称・職業・肩書・生年月・地租です。
東京の名士13,800名が載っています。
記載事項は氏名・写真(一部)・略歴・家族・住所・電話番号です。
東京市の衆議院議員選挙人名簿です。
記載事項は氏名・住所・職業・納税額です。
《神奈川県》
約1万名の県民が掲載されています。
記載事項は氏名・住所・職業・家印です。
衆議院議員選挙の選挙人が掲載されています。ほかに県郡市町村会議員・市町村長・県郡職員なども載っています。
記載事項は氏名・住所・位階・職業です。
約2000名の県民が収録されています。
記載事項は氏名・住所・職業・略歴・家族・趣味などです。
横浜に関しては全国規模の名簿で紹介した次のものもお調べください。
《新潟県》
高額納税者4260名を収録しています。
記載事項は氏名・住所・年間所得金額です。区郡のコマ番号は次の通りです。
新潟区10 西蒲原郡15 中蒲原郡19 南蒲原郡24 北蒲原郡29 東蒲原郡36 古志郡37 三島郡41 岩船郡44 北魚沼郡46 南魚沼郡48 中魚沼郡50 刈羽郡51 東頸城郡55 中頸城郡55 西頸城郡63 雑太郡65 加茂郡66 羽茂郡67
《山梨県》
旧家の由来が詳しく記載されています。上下巻のほかに続編3巻もあります。
北都留郡の旧家の由緒が詳しく書かれています。
記載事項は氏名・住所・族称・家族・経歴です。他の版に『山梨人事興信録 』大正7(1918)年版と『山梨人事興信録 』昭和3(1928)年版があります。
《長野県》
衆議院議員選挙の選挙権を持つ高額納税者の名簿です。
記載事項は氏名・住所・地租・職業・生年月です。郡のコマ番号は次の通りです。
上水内郡4 更級郡41 上高井郡76 下高井郡98 下水内郡119 小県郡130 埴科郡167 南安曇郡183 東筑摩郡214 北安曇郡267 西筑摩郡278 南佐久郡281 北佐久郡299 上伊那郡331 諏訪郡368 下伊那郡391
下伊那郡・上伊那郡の旧家の由緒が詳しく書かれています。
諏訪郡の村ごとに先代と当代(明治38年当時の当主)の氏名が列記されています。
北安曇郡の旧家由緒のほかに、慶安3(1650)年にご先祖が納めていた年貢についても記されています。